大切なご家族の一員である動物がいつまでも元気でいてほしい。これは動物と暮らすわたし達みんなの共通の願いだと思います。 その願いの実現には何ができるのか、何をしてあげられるのか、ご自宅で出来る事、動物病院で出来ることをここにご紹介します。 喋ることが出来ない動物達だからこそ、動物の助けを求める声にいち早く気付いてあげたいですね。
Team HOPE について
Team HOPEは、みなさまの大切なペットの病気の早期発見、早期治療に取り組んでいます。
Team HOPEは、全国の獣医師がTeamとなって、ペットの予防医療と健康管理の普及啓発活動を推進し、ペットにやさしい世界の実現を目指すプロジェクトです。 Team HOPEは、全国の獣医師が中心となり、動物愛護の精神に基づき立ち上げた啓発プロジェクトです。ペットとその家族のみなさまが1日でも長く今の楽しい毎日が続けられるよう、日頃の健康管理と予防医療を通じて、ペットが健康で長生きできる社会づくりを目指しています。 Team HOPEでは、ペットを見守る2つの施策として、ペットの健康を保つ「Team HOPEウェルネスチェック」と、ペットを病気から守る「Team HOPE健康診断」を推奨しており、ペットが健康な時から、気軽に動物病院に足を運んでいただき、オーナーさまとともにペットの変化を見逃さず、最速で病気の芽を摘んでいける環境づくりに努めています。
キャットリボン運動について
乳がんで苦しむ猫をゼロにする。キャットリボン運動。
猫はたくさんの贈り物をくれる。ふわふわな手触り、捕まえた虫。気まぐれな愛情、かけがえのない時間。 それは一緒にいればいるほど増えていきます。わたしたちは、猫に何をしてあげられるだろう。せめて毎日しあわせでいてほしい。だからわたしたちは、猫に触れて確かめる。 今日も元気だろうか。変わったことはないだろうか。愛情を込めた手のひらで確かめる。これは、わたしたちから猫に贈るありがとうの気持ちです。 ご家族に向けて猫の乳がんに関する正しい知識を発信します。獣医師に向けて猫の乳がんの標準的治療法を普及します。JVCOGとして猫の乳がん治療のエビデンスを強化します。 乳がんで苦しむ猫をゼロにする。それがキャットリボン運動です。
- 猫の悪性腫瘍は「乳がん」がトップ
- 発生リスクのピークは12歳前後
- 2cm以下で発見できるかが予後※に影響 ※病気の経過と結末に関する医学上の見通し。
Team HOPE ウェルネスチェック
ペットの健康セルフチェックしませんか?Team HOPE 健康診断
病院で年に1〜2回、健康診断を受けましょう。
0歳から年に1回以上の健康診断を オススメしています。
<Team HOPE健康診断の項目>
問診/視診/触診/聴診/便検査/ 尿検査/レントゲン/血液検査/ 眼科検査/歯科検査
キャットリボン運動
乳がんであれば標準的治療法に従って治療を勧めます。
Dog & Cat Docを行なっております。
当院ではTeam Hopeウェルネスチェックに準拠したDog(Cat)Docを行っております。
若年齢期の健康診断用
<対 象>
<検査内容>
身体一般検査/便検査/尿検査/完全血球計算検査+血液生化学検査11項目 /レントゲン検査(胸部・腹部)/SDMA
アダルト期の健康診断用(〜6歳)
<対 象>
<検査内容>
若年齢期+
超音波検査(心臓・腹部スクリーニング)/炎症マーカー(犬:CRP・猫:SAA)
シニア期の健康診断用(犬用)
<対 象>
<検査内容>
アダルト期+
甲状腺ホルモン検査(FT4)/血液生化学検査11項目→20項目/ 尿中蛋白クレアチニン比(UPC)
シニア期の健康診断用(猫用)
<対 象>
<検査内容>
アダルト期+
甲状腺ホルモン検査(T4)/血液生化学検査11項目→18項目/ 尿中蛋白クレアチニン比(UPC)
避妊・去勢手術について
生後6ヶ月〜1歳未満で行うことをお勧めします。
避妊・去勢手術を1歳未満で行うことにより病気の発生率の低下や寿命の延長につながること が分かっています。大切なご家族と少しでも長く健康に暮らしていくために、当院では避妊手術・去勢手術を生後6ヶ月〜1歳未満で行うことをお勧めします。
避妊・去勢手術は、生後6ヶ月〜1歳未満で行うことをお勧めします。