手術直前
手術直後

手術例 避妊手術・犬 腹腔鏡補助下卵巣子宮摘出術

腹腔鏡を用いた避妊手術の手術例です。
今回は11歳のワンちゃんの避妊手術として、腹腔鏡補助下にて卵巣子宮摘出術を行いました。
手書き矢印2箇所が術後の創面です。
頭側が3mm(赤矢印)、尾側が10mm程度(黄色矢印)の傷口となります。
今回は2歳を超えるワンちゃんだったため、腹腔鏡を用いて卵巣、子宮を体外に引っ張り出し、体外で卵巣子宮を切除する腹腔鏡補助下卵巣子宮摘出術を行っています。
このため、カメラポートは3mmですが、下腹部のポートはポート孔を切り広げて(拡張切開)、卵巣子宮を取り出しています。
傷口が小さいことも然る事ながら、
・腹腔鏡では卵巣を強く引っ張らずに済むため痛みが小さい
・小さい傷でありながら、カメラを用いた拡大視野での手術のため、より安全
といったメリットがあります。
ご希望、ご興味ありましたらお気軽にお問い合わせください。